杏子のゴージャス日記

杏子のブログ

導入のデメリットはないと自信を示した

杏子です、VRはスポーツ観戦にも新風を吹き込む。
KDDIは複数のカメラで撮影した映像を編集し、空間全体を記録する技術を開発した。
例えばサッカーの場合、HMDを装着し、好きな視点に移動してゴールシーンを楽しめる。
ゴール裏でキーパーになりきってみたり、フィールドの真ん中で素早いパス交換を目で追ってみたりと試合を体感できる。
次はゴールを決めた選手の視点になってみましょう。
2020年の東京オリンピック・パラリン ピックでは、そんな新しいサッカー番組の配信が始まっているかもしれない。
VRとよく似た技術に拡張現実がある。
現実世界に映像を重ねて表示する技術だ。
高度なものは、複合現実と呼ぶ場合もある。
静脈がここを走ってるから、こちらから、この角度でメスを入れて……。
東京都立墨東病院の手術室。
術衣を身につけた2人の男性が空中に向かって手を伸ばし話し合っている。
一見すると仲良く踊っているようにも見えるが、実は肝臓がんの手術を前にした執刀手順の確認をしているのだ。
医療画像活用ベンチャーのホロアイズがMRシステムの体験会を開いた。
マイクロソフトの眼鏡型端末ホロレンズを装着しHey、Cortana!の掛け声で起動させると眼前に肝臓の3D データが浮かび上がった。
平面モニターの3Dデータではわかりにくいところまで見えると医師らの評判は上々だ。
ホロレンズは日本でも17年から開発者向けキットの出荷が始まる見込み。
本体価格は3000ドルと安くはないが、病院では億円単位の医療機器もザラだ。
肝胆膵外科の脊山泰治医長も手術のイメージをチームで共有しやすい。
導入のデメリットはないと自信を示した。